ブログを始めてみたものの、文章を打っては消して、…の連続で投稿するまでに結構時間がかかる。ここを読んで下さった方なら恐らくもう感じていると思うけれど、私は文章を書くのが大の苦手です。色んな方のブログを読んではどうやったらこんな風にまとまった文章がかけるんだろう?と感心する毎日…。
8月の終わり頃になると思い出すのが、夏休みの宿題。特に読書感想文。ホント嫌いだった。
本を読む事は割と好きで、図書館もよく利用していたし、小学生の時に大好きだった本の内容は今でも言える…多分。(当たり前なのかな?)「ふしぎな鍵ばあさん」シリーズと、「王様シリーズ」がとっても好きだった。絵本は今でも時々買ってみたりするし。
幼稚園の頃読んだ絵本に触発されて書いた人生初の創作物語は、王子様と結ばれたお姫様は一週間後食中毒になって亡くなり、その後王子様も食中毒で天国へ。継母やいじわるなお姉さんだけがいじわるだから助かる、というよく分からない話(苦笑)。その時読んでいた絵本は話が違ってもどれもお姫様と王子様が最後に幸せになるものばかりで、そのお姫様が同一人物だと思ってたので毎回幸せになりすぎ!!ならば私が覆してみせよう、定説を!と、使命感に燃えて書いたんだと思う…。要はちょっと変わった子だったらしい(苦笑)。
そんな私が小学校1年生になり、国語の時間に作文を書いた時、起承転結なんてものを考えず、思った事を羅列して、更にはその時思い付いた事を題材に関係なく書き連ねたところ理解不能な作文が出来上がったらしい。by親 (そもそも普段から授業を聴いているようで、自分の世界で楽しんでいたらしいので、起承転結の説明されていても聞いちゃいなかったはず…/汗)
そして鮮明に覚えているのが、その難解な作文を見た担任の先生が「何?これ」と言って無言で新しい作文用紙を渡してきた事。親に「よく出来たね〜!さすがうちの子♪」と褒められて育った私は、大好きだった先生の笑顔がガラっと曇ったの事に思いっきり傷付いた。それ以来教科書に書かれた通りに文章を書いて提出して「無難」に事を終える方法を覚えたし、私の文章は下手でそれはとっても恥ずかしい事なんだとずっと思ってた。
それ以来、夏休みの宿題の王「読書感想文」を低学年の時はあとがきを抜粋して書き、高学年になると「読書感想文の書き方」なんて本を参考に適当な文章を書く。5・6年生の時に書いた作文を中学、高校でも校正し直してNEWバージョンを作り、交互に使いまわす…という避けれるものは全て避けるようにして今に至るワケです。。。
ここを見た方で(いるかなのかな?)人に何かを教えるお仕事をされている方がいたら、子供のした事に否定だけはしないであげて欲しいです。私は教師運に恵まれず「人と違う事は変だし、扱うのがめんどくさい」と扱われている気がして、何にでも笑ってごまかしてた気がする。でも、20歳の頃出会った師匠さん(だと勝手に思ってる人。彼女に出会って人生変えられた)に、「その自分の世界を再び持ちなさい、あなたの持ってるものは素晴らしいんだから自信を持ちなさい」と言われて心に固まっていたものが溶け出して胸のあたりがスーっ軽くなった。心底嬉しかった。だから、今ではあの時の事を『どーでもない人間に才能の芽を摘まれたぜ!!』なんて笑い飛ばせる。
なので、ここを読んで文章下手だなぁ。。と思った方、やんわりとアドバイスを…。そして褒めてください。そうすると勘違いして一生懸命頑張ると思います(笑)