会社近くの花屋さんではもうクリスマスツリーが飾られていて、店頭にはポインセチアが並び始めました。もうそんな季節!?と思っていたら、今日ラジオではワムの「ラストクリスマス」が流れました。今年初のクリスマスソングです。この曲を聴くとやはり気分はクリスマス・・・空はグレーで、雪なんか降ってるとイメージ通り!なんて窓の外を覗くと、天気は快晴!イチョウの木は緑の葉が茂っていてその下を半袖の人たちが歩いてました。なんだかガッカリ・・・。(結構その気になっていたらしい)
クリスマスと言えば、思い出すのがサンタクロース。
小さい頃「サンタクロースに会いたい!」からと、寝る時に兄と長い紐でお互いの手を縛って、どちらかが寝そうになったら引っ張って起こそうと計画したり(私がだいたい寝てしまって起きなかった)、我が家には煙突がないからサンタクロースが入ってこられない!と寝室の窓を全開にして寝ようとして「サンタさんが来たらお母さんが窓を開けるから大丈夫!!」と親に説得されたりと色々と親を困らせるような事をした記憶があります。
けれど、私が小学校4年生のクリスマス、突然サンタクロースが来てくれなくなりました。母に「サンタクロースが来てくれなかった!!」と朝泣きながら訴えていると、それを見ていた父が新聞を読みながら
「そういえば・・・サンタさんが『お兄ちゃんが中学生になったから今年から行けなくなった。お父さんが変わりにプレゼントをあげておいてくれ』って言ってぞ。今日ジャスコに行って好きなもん買ってやあげるよ」と言われました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・なんじゃそりゃ!!
勉強は苦手だったけれど、そういう事には敏感だった私。まず最初に思ったのは「お兄ちゃんは中学生になるまでサンタが来て、私にはどうして4年生で来てくれなくなるのか!サンタって世界中にプレゼントを渡して回るくせにケチじゃない?=うちのパパもケチだよね・・・ケチってパパ・・・パパ・・・?・・・・さよなら私のサンタさん(T_T)/~~~です。
思い返してみれば、願ったものが来た試しがない。鉄琴が欲しいと手紙を書いたら木琴が来た(しかも折りたたみ式で音が響かない)。バービーが欲しいと書いたら毛のフサフサな猫(チンチラ)のぬいぐるみが来た。ガッちゃん(byアラレちゃん)の羽が欲しいと書いたらミッキーマウスのボールが来た。近いようで遠すぎ・・・。こうして私の女の子らしい部分が無くなっていったのでした。
私が親の立場になったら、絶対子供の夢は壊さないように頑張ると心に誓っています。しかし、他のお家ではどうやってサンタさんが来なくなったんだろう・・・?(苦笑)